初めての頓写会

  • 2014.07.24 Thursday
  • 23:55
7月23日は加藤清正公の祥月命日。
毎年、熊本・本妙寺では頓写会という行事が開催されます。



熊本青年会主催で毎年写経が納経されますが、
当山も1昨年より檀信徒が写経したものを納経させていただいています。

今年は、代表して私が頓写会法要の中で
納経させていただきました。


青年僧の力強い読経の声、多くの参詣者の前で納経させていただいたことは
本当にありがたく、今後も自坊にて益々写経に励まなければと実感いたしました。

じつは、頓写会自体、初参加でした。
参道にずらりと並ぶ夜店。


老若男女問わず、多くの方が参加、参列されていました。
その様子を見て、清正公の御遺徳を改めて感じ、
また若い方が本堂で写経されている姿に感心しました。

今回、本妙寺参詣にあたり、頓写会前に、本妙寺歴代上人の墓前にお参り。
この中には、当山の開山上人のお墓があります。
ここ数年、毎年団参で参詣していますが、
毎回・本妙寺にお参りに来たときは、墓前で必ずお勤めしています。


先人の御遺徳を偲びつつ、報恩感謝のお経を読む・・・・
今何をしなければいけないのか、僧侶としてどうあるべきかを
考えさせられました。
 

満中忌 忌明け法要

  • 2014.07.20 Sunday
  • 23:40
祖父であり師匠でもある、日示上人の49日法要を行いました。
通夜・葬儀から、毎週の7日逮夜法要、バタバタしながら、
あっという間に時は過ぎ、忌明けを迎えました。

祖父は9人兄弟だったこともあり、近親者だけのお参りでしたが、
かなりの人数となり、孫・曾孫まで含めて上人の追善供養を営みました。




これまでの事を思い出しながらお勤めしましたが、
法要後、親族の方と話している中で、
以前、祖父が話していたことを聞くことができました。

「お坊さんの仕事とは?」
「悪いことをした人を捕まえるのは警察。間違った考えをしている人を正しくするのが坊さんの仕事だ」

そのために、自分自身が行学にはげみ、磨いておかなければ、人はついてこないし納得させられない。
お上人は、寡黙だったけど、周りが尊敬してついて行ったもんなぁ・・・・

自分に突き刺さる言葉でした。
姿は見えねど、その言葉や想いが人を動かし、影響を与える。
もっと、聞いておけばよかった・・・・・

人生に「たら、れば」はありませんが、
今の一時を無駄にしないようにこれからも進んでいきます。
少しでも師匠に近づけるように・・・・・

49日忌を前に・・・蓮の華

  • 2014.07.19 Saturday
  • 15:32
当山の蓮の花が見事に咲きました。

7月15日撮影

蓮の花は3日間しか咲かないそうです。
タネからゆっくりと育ち、泥の中から花芽を出して、
きれいに花を咲かせるのは3日間。

時間で考えれば短いのでしょうが、精一杯咲く花は
見る人に感動を与えます。
ちなみに、きれいな真水では、花が小さいそうです。

精一杯生きる・・・・

辛く、悲しいことを体験するからこそ、大きくなるのでしょう。
その経験が泥水であり、逆に人の気持ちがわかる豊かな心となって
華開くのだと思います。

師匠である祖父の、49日忌を待っていたかのように開きました。
※7月19日 撮影

檀信徒協議会 総会開催

  • 2014.07.18 Friday
  • 15:04
宗務所主催の県内檀信徒総会・研修会が開催されました。
県内各地より、75名の方が出席され、会場となった宗務所は満席となり、熱気ムンムン。


遠い方は3時間かけて参加されたり、離島もあり泊りがけの方も。
そこに、参加される方の熱意、法華経・お題目・そして寺院や僧侶に対する想いを感じました。

研修では、東京よりお招きした池上幸保氏。

池上氏は全国檀信徒協議会の会長であり、日蓮大聖人の大檀越であった池上宗仲公の子孫にあたられる方です。
今回は「檀信徒の自覚について」と題し、熱く語っていただきました。
日蓮聖人は決して想像上の人物ではなく、生身の人間であったこと。その、日蓮聖人の生き方、信仰生活を学ぶことが大事である・・・と。つまり、普段の生活の中に、大事な教えがあり、それが日蓮聖人の生き方に学ぶことであると、普段の信仰生活の大切さを説かれました。最後には質疑応答もあり、参加者から活発な意見が出され、それぞれが信仰に対する想いと、現状の危機感をもって取り組んでいらっしゃることを感じました。

 

お絵かき 「ころたん」

  • 2014.07.14 Monday
  • 16:42
ここ数年、グリーンカーテンとして育てているメロンが、いくつもの実をつけています。
「ころたん」という品種のミニメロンです。昨年は大きく育ちましたが、
今年は梅雨の時期に雨に打たれ続け、
思うように成長しませんでした。

それでもたくさんついた実に、恒例のお絵かきを・・・
今年は数で勝負です(^_^;)

大きくなった実に、網目模様が出てきました。
この頃、竹串などで傷をつけると、やがて収穫の頃、そこにかさぶた(島原では「つ」という)のように
浮かび上がってきます。
収穫が楽しみです。

 

修養道場 参加者募集中!

  • 2014.07.01 Tuesday
  • 16:35
今年も待ちに待った修養道場を開催します。



普段とは違った2泊3日の集団生活を通して、たくさんの人と縁を結び、友達になり、

楽しく時間を過ごしてもらいたいものです。

今年で36回目を迎える修養道場は、宗教的な情操教育はもとより、学校や家庭とは違う

団体生活を通して、約束事(規則)、耐える心(忍耐)、感謝の心、自立心を養う

ことを目的とした2泊3日の修行(研修)です。

昨今の事件・事故などで社会不安が増し、バーチャル世界が氾濫する世の中で、自分の

いのちの大切さはもちろん、「他者への思いやり」や「自覚」を目標に開催します。

※正座や礼儀作法、お勤めをはじめ、肝試しやバーベキュー、体験学習など様々な
プログラムを準備しています。

参加ご希望の方、お問い合わせは島原半島内の日蓮宗寺院、もしくは事務局(妙法寺)までご連絡ください

申込書は下の方にあります(PDF)






第36回加申込書(PDF)


 

いつかは訪れる別れの日・・・・

  • 2014.07.01 Tuesday
  • 00:33
6月4日、祖父であり前住職の恵晃上人が遷化されました。世寿90歳。
1年ほど前から入退院を繰り返していましたが、家族が見守る中、遷化されました。

両親が早くなくなったため、22歳でお寺を継ぎ、兄妹8人育てながら
檀信徒教化はもちろん、福祉施設の創設など、地域貢献も行ってきました。

私にとっては祖父であり、師匠であり、大きな目標でした。

通夜・葬儀の後も、バタバタしながら落ち着かず、このブログも書かないまま・・
今日、四七日忌を迎え、ようやくブログに書いた次第です。

通夜・葬儀当日は、多くの方にお見送りを受け、祖父の人徳を感じるとともに、
本当にありがたかったです。
その後も回向参りに行く毎に、祖父の思い出話やエピソードをお聞きする度、
私たち家族が知らない一面を知ることができ、皆さんから本当に頼りにされ、
尊敬されていたことに、改めて偉大さを感じました。
元気なうちにもっと聞いておけばよかった・・・・

「陰信顕徳」

形あるものはいつかはなくなるもの。私たちが亡くなった後、残るものとは・・・
それは、自分たちの言動によるものです。
普段は表に出なくても、また出さなくても、後世に残っていくものは形に見えないものだと思います。
毎日祖父の遺影を見ながら、自らの反省とともに、
少しでも近づけるように精進したいと思います。

※葬儀・通夜の様子を少しだけUPします。
 






 

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