伝える使命  〜護法大会を終えて〜

  • 2013.10.28 Monday
  • 23:28
 今日は、長崎県日蓮宗護法大会。
県内各地より、約1200名の檀信徒が集まり、お題目の縁に触れ、法華経の教え、日蓮聖人の教えを学び、伝え弘める大会です。

県内を地区毎に回り持ち開催していますが、今回は諫早が会場となりました。


会場に着くと、早くも熱気ムンムン。
少し肌寒くなったかなと感じる風の冷たさもなんのその。

ロビーでは、東日本大震災復興支援の義援金募集やバザーなどを開催。

今回の法要は、僧侶の声明と音楽のアンサンブル。
お経に合わせて、ピアノやオーケストラの演奏があったり、和と洋の融合といった
いつもと違いながらも、厳かな法要でした。



引き続きの講演は、西海市・実相寺ご住職「梶原北天僧正」による、『今、伝えること』
ご自身の体験を基にした話に、参加者も真剣に聞き入っていました。




最後には、おなじみの 山口修夫妻とのアンサンブル。
お坊さんたちもステージに上がり、会場の皆さんとの祈りの合唱に
会場は一体となり、最高の雰囲気でした。

途中、ゆるキャラと本物?の2人の(こぞうくん)が登場し、ユーモアたっぷりの
大会となりました。

毎年だと、マンネリしつつある大会。その中に、まじめに、真剣に伝える想いが
参加者の心をうった大会だったと思います。

ジオマルシェに行ってきました

  • 2013.10.27 Sunday
  • 22:51

今年の4月から、毎月最終日曜日に島原のがまだすドームで開催されている「ジオマルシェ
今回で7回目ながら、初めて参加しました。


島原半島の水や大地、海などの豊かな自然で育まれた「食物」
その島原半島の食が大集合したイベントです。

天気も良く、多くの人が来場していました。会場も広く、芝生の場所もあるため
子供達は配られた凧や紙製ブーメランで遊んでる子も・・・・


会場には半島内の業者、「小浜ちゃんぽん」をはじめとするB級グルメ、地元特産品、地元高校等も出店していて、近くにありながら、なかなか知らなかったお店もあり、いろんな発見がありました。


ちなみに、来月は特大版ジオマルシェだそうです。
ゆるキャラフットサルやステージイベントもあるそうなので、
是非お越しください・・・・・と、なぜか宣伝(^_^;)

食も大事ですが、その食を生み出す自然の恵み、大地や海、水すべてに感謝しながら、
生かされている、この「いのち」

自然災害が数多く起きているこのご時世。今一度見直すきっかけになればいいなぁと
1人考えていましたm(__)m

季節の変わり目?

  • 2013.10.26 Saturday
  • 22:01
 夏場の高温、今月に入って数個の台風、例年以上に異常気象が起こっています。
最近になって、朝晩は急に冷え込み、自身の体調管理もままなりません。

それは、人間だけでなく植物も同じみたい。

境内には、真夏の花である、ハイビスカスが次々と咲き、


先月植えたばかりのイチゴからは花芽が出、実がつき


枝垂桜も咲いています。


植物でさえ、季節がわからず狂ってしまうほど・・・・・
当たり前の大切さを痛感します。

当たり前の大切さ

  • 2013.10.18 Friday
  • 23:26
 長崎ブリックホールにて、ある講演会を聞く機会を頂き、3日連続で長崎へ。
講師の先生は「大野勝彦」氏

ちょうど一か月前、檀家さんから阿蘇の美術館での話を聞いたばかりだったので、縁を感じ、今回参加しました。

ご存知の方もいるかもしれませんが、大野さんは25年ほど前、農作業中に機械に挟まれ、両腕を切断。それほどの大事故にも、両腕を失ったお蔭で気づかされたことがあると・・・・

約1時間の講演でしたが、終始笑いあり、涙あり、考えさせられる話ばかり。自身の体験を通し気付いた「家族や人の優しさ」「いのちの大切さ」は何より説得力がある。自分の身近な者たちの自分に対する深い愛に気づき、それを素直に受け止め、その感謝の気持ちを大きな支えとして生きているということを全身全霊で伝えようとされていること。
怪我するまで子供や親を何とも思わず、強く当たっていたこと、優しい人を見ると「暇人」と思っていたこと、事故をきっかけとはいえ、自分の気持ちを正直に語れる、優しく強い気持ちを持った方なんだと・・・話を聞きながら感じました。

考え方はもちろん、何もできないと考えるより、できると思って行動する、人の喜ぶことをすることを常に考えていると話されたのが印象的です。

毎自作是念 以何令衆生 得入無上道 速成就仏身
          (法華経 如来寿量品第16)

仏様が与えた試練、きっかけ。日常での様々な出来事が、私たちに「大切なものに気付けよ」とのメッセージがこの経文です。

その試練を受け止め、自ら行動するその姿勢。そして事故のお蔭で今の幸せがあるという考え方。最後に義手で筆を持ち、すらすらと白紙に「笑顔」と書かれる姿を見て、涙が出た。



熱しやすく冷めやすい・・・・よし、やろう!という気持ちをいかに持ち続けるか。一つのきっかけを大事にしたいもの。常に見守ってらっしゃるという、感謝の気持ちを忘れずに・・・

この時期になると・・・・・

  • 2013.10.17 Thursday
  • 23:09

日蓮宗では、毎年11月1日から翌年2月10日までの100日間、大荒行堂と呼ばれる修行が行われます。
http://www.youtube.com/watch?v=weUjxwHA-B8
千葉県市川市の中山法華経寺で開催されるのですが、100日間の修行を終えると、「修法師(しゅほっし)」と呼ばれ、修法いわゆる「ご祈祷」を行うことができます。

毎年この時期には、県内の修法師が集まり、「国土安穏読誦会」を開催。
経を読み、国土安穏の祈願・先師回向と共に、今年修行に入られる方の無事成満を祈ります。
今年は16日、長崎・茂木の円成寺様にて行われました。

今年県内からは3名の方が入行します。
この時期になると、初めて修行に入ったときのことを思い出します。
何とも言えない、追い込まれたブルーな気持ち(>_<)

私も2回目の行を出て早7年。自分自身の想いが修行に繋がりますが、
無事に100日間の行を終えてきてもらいたいものです。

コスモスの便り

  • 2013.10.15 Tuesday
  • 00:06
 一日動いた昨日から一転、子供たちは休みなので、疲れからか家でゴロゴロ。
今日は体育の日なのに・・・・

私の仕事もあり、夕方になりましたが、近くの公園へコスモスを見に。
ただ、まだ時期が早かった(>_<)


この公園は5月には芝桜が一面に咲き、その隣接地にコスモスが植えてあります。
咲いてはいましたが、チラホラ程度。
中央には大きな木にブランコが取り付けてあり、子供たちは喜んでました。

コスモスを見ながらのブランコ・・・・なんだか、アルプスの少女みたい・・・・

朝夕の気温はぐっと下がる今日この頃。
秋の風を感じながら、時の経つ速さと家族でこうして来れる時間が何時まで続くのか、
頼もしくもちょっとさびしい気分を味わいながらの散歩でした。

秋と言えば・・・・・

  • 2013.10.13 Sunday
  • 23:49
 食欲の秋、スポーツの秋・・・色々ありますが、
今日は子供たちの通う幼稚園の運動会。

父母の会の役員をしている関係もあり、前日の準備からのお手伝いです。
今年は、例年開催していた会場が新築工事のため、園庭での開催。
園長さんによると、普賢岳災害の降灰の影響で園庭での開催を変更して以来、20数年ぶりとのこと。
園庭の芝生の緑は気持ちいいですが、何より気になるのは天気。
準備の時も風が強く、テントは準備したものの立てることはできませんでした。

迎えた当日、天気は最高・・・でも風は強く、結局はテントを片付けての開催。
風があるので、涼しい中での開催です。


親子競技もあり、芝生での運動会は子供たちも大喜び。
ただ、子供用の園庭と日ごろの運動不足で、父兄は転ぶ人が続出。
それはそれで盛り上がったけど・・・・・・

負けず嫌いで抜かれたら走るのをやめた昨年から、今年は抜かれてもあきらめず最後まで走る長女。
1年間で子供たちも成長し、その姿を見れたことは本当にうれしいものです。



子供の成長は早い!自分たちも、1日1日どれだけ成長し、磨かれているのか、
反省しながら過ごしたいものです。
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緊張したお説教

  • 2013.10.11 Friday
  • 22:35
 昨日はお坊さんの研修会。様々な研修会がありますが、今回は「伝える」をテーマにした
講話・お説教の勉強会です。


有難いことに御指名を頂き、お説教をさせていただくことになりました。
同じお坊さん、しかも先輩方の前で話をすることほど緊張することはありません
緊張からか、前日から胃も痛くなり、正直これほどいやなことはありませんでした。

研修会では、私の他に3名の方が、それぞれの立場や現在活動されている経験を踏まえた講話・法話を行われました
私は高座説教という独特の説教形式で、繰り弁という大聖人の御一代記(祖伝)を取り入れたお話を勤めさせていただきました
時間も限られていたので、普段よりも難しい取り組みでしたが、始まった瞬間の緊張感と終わった瞬間の安堵感は何とも言えなかったです。

何より、本当にいい経験をさせていただきましたし、話の後に御講評で、自分に足りないもの、気付かなかったことなどをご指摘頂いたことは、今後のプラスにしなければと感じました。
いろんな場面で、お話しさせていただく機会がありますが、この緊張感をもって取り組みたいっと思います。
自宅に帰っての一杯の美味しさ。ホッとしました。

縁起物

  • 2013.10.06 Sunday
  • 22:19
 仏手柑(ぶっしゅかん)ってご存知ですか?

柑橘類なのですが、その形が仏様の合掌の姿に似ていることから、この名がついたそうです。


当山でも、数年前にホームセンターで苗を購入。例年になく、今年は沢山の実がついています。


写真はまだ緑ですが、ミカン同様、熟して黄色くなると、香ばしい香りが漂いますよ。

生け花やお茶の席でも使われ、正月飾りにも使われる縁起物です。

ちなみに食べれません。本当に食べれないのか、よく聞かれるので、

熟したら試に輪切りにしてみようと思います(笑)

歴代上人の足跡を訪ねて・・・日帰り団参

  • 2013.10.02 Wednesday
  • 22:21
 30日、毎年恒例の熊本団参を行いました。
今年で3回目ですが、当山の歴代住職上人と所縁のある寺院、お墓詣りを兼ねて
当山の歴史を知ってもらおうという団参です。

歴史といっても現住職で6代目なので、そこまで古くはないですけどね…

熊本へは島原からフェリーで40分。うちから1時間半あれば市内まで行くことができます。
そういうことから、昔から、熊本と島原は様々な交流、行き来があったそうです。

まずは、熊本・本妙寺

加藤清正公を祀ってある寺院です。当山を開いたお上人が、本妙寺第32世住職を務めていた
ので、本妙寺歴代廟にて一読。



続いて、市内の妙乗寺。こちらは、当山の第3世の住職が、妙法寺の後にこちらの妙乗寺に来て第22世の住職をされています。現在の妙乗寺住職は、私の祖父の弟になり、親族でもあります。



午後からは市内観光の予定でしたが、雨脚も強まり、早めにフェリー乗り場に向かいました。
もうちょっとゆっくりお参りしたかったのですが、日帰りでもあり、船の時間もあったので仕方ありません。

歴史を学ぶと、現在の寺院が建つまでのいろんな出来事をうかがい知ることができます。
来年は、また別の縁ある寺院に参拝予定。春に予定していますので、ご参加ください。

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