初めての催し 〜読誦会〜

  • 2013.07.29 Monday
  • 22:42
日蓮宗では百日の修行を終えた僧侶に「修法師」という資格が与えられます。
長崎県では修法師会による、様々な行事がありますが、
数年前より、毎月ではありませんが、県内各地の寺院にて修法師会主催による読誦会が行われています。

今回、当山が担当寺院となり、県内各地よりお上人様にお越しいただき、お勤めを行いました。
普段は1〜2名。行事があっても最大7名ですが、15名近くの方と一緒にお経を読む。
その力強さと、息の合った読経のリズム。

修行中は150名を超える僧侶との読経でしたが、そのころを思い出しながら、わざわざお越しいただいて、皆さんでお勤めした頂くことを嬉しく思い、感謝の気持ちで一杯でした。

法味を捧げると言いますが、当山の諸天善神もさぞ喜ばれたことと思います。

2つのサッカー観戦

  • 2013.07.27 Saturday
  • 23:16
 今日は1日で2つのサッカー観戦。
午前中は、小学校行事であるキックベース大会。
地区対抗ということもあって、うちの子も低学年ながら出場。
去年よりは成長した姿を見せてくれました(^_^;)


夕方からはJ2・Vファーレン長崎のホーム戦を観戦。
この日は南島原市応援デーということで、市内の小中学生とその親、約300名が市からの招待となりました。珍しく当選したので、頑張ったご褒美に息子と観戦です。
長崎の監督はアジアの大砲と呼ばれた、高木琢也監督。南島原市出身という縁もあり、今回の市を挙げての応援となりました。
恥ずかしながら・・・・・・家族会員であるにもかかわらず、実は初観戦です。

それでもスタジアムでの雰囲気、サポーターの応援する姿に、いつの間にか自分もタオルを回していました(笑)

J2で上位にいるものの、残念ながら今回は負けてしましました。初めて応援に行って、
負け試合とは、なんとなく嫌な感じですが、あの応援する一体感を味わった以上、これからも
足を運ぼうと思います。

一切経の千日詣り

  • 2013.07.24 Wednesday
  • 17:02

 雲仙に一切経という場所があります。お堂と滝があるのですが、
行基がこの地に籠もって、一切経を読み、百日間の水垢離をとって、大宝元年(701年)雲仙の古湯の地に「満明寺」を創建したとの伝承があります。ちなみに現在の満明寺は、雲仙市・一乗院の分院「一乗院釈迦堂」から満明寺と寺号公称しており、母の実家でもあります。元の歴史を辿れば1300年ですから、すごいですね。

また、伝承によれば、行基が水垢離をして一切経を書写し、この地に埋めたため、「一切経の滝」と名付けられたとも言われています。

旧6月17日、毎年「千日詣り」が開催されます。この日に参詣すると千日お参りしたことと同じ功徳が頂けるというありがたい日です。

今年は初めて息子と共に参詣しました。

国民宿舎「青雲荘」の裏手にある入口から歩くこと約10分。観世音菩薩を祀ったお堂があります。この日は多くの信者さんが参詣され、僧侶が護摩を焚き、祈祷を受け、お堂は溢れんばかりの人でした。


お堂を過ぎると、滝があります。ここで水行されたのかと思うと、気持ちが引き締まります。

現在でも水行場は別にあり、着替えをする部屋もあって水行(修行)を行うことができるようです。夏場はいいですが、冬の雲仙、しかもこの地はそれなりの覚悟がないとできないでしょう。

日蓮聖人像もあります。

お堂までの途中、「三鈷の松」がありました。

普通の松は葉が2本ですが、ここにある松は3本。高野山にあった三鈷の松を、こちらの修行場にも移植したそうです。


以外にも地元の方は、この一切経の存在を知りません。是非一度、御参詣ください。ただし、
あくまでも山奥なので、一人ではいかないでくださいね。

頓写会 〜写経奉納〜

  • 2013.07.23 Tuesday
  • 23:29
 熊本・本妙寺にて毎年「頓写会」という行事が開催されます。
加藤清正公の1周忌に、当時の住職、高麗日遥上人が、供養のため法華経を1夜にして写経し奉納したことに始まります。詳しくは本妙寺HP

本妙寺第32世のお上人が出生地である布津に建立されたのが当山の始まりということもあり、本妙寺とはご縁のある寺院です。そこで、今年から、当山で写経して頂いた法華経を、本妙寺様へ奉納することといたしました。

本来ならば、頓写絵の当日、その場で写経をするのがいいのかもしれませんが・・・・
いずれは檀信徒の皆様と一緒に参加して、写経を行いたいと考えています。


とりあえずは、年間に当山で写経していただいた法華経を奉納することにいたしますので、
時間がありましたら、是非写経にご参加ください。

※1枚約30分ぐらいで書写します。

県内檀信徒総会 開催しました

  • 2013.07.17 Wednesday
  • 07:09
 七面山登詣の筋肉痛が出てきました。階段の上り下りがぎこちない姿です(^_^;)

今日は宗務所主催の県内檀信徒総会・研修会。
県内各地より、大勢の方が出席され、会場となった宗務所は満席となりました。


中心の大村に宗務所があるとはいえ、2時間かかる方もいれば、離島もあり泊りがけの方も。
それでも参加される熱意、法華経・お題目・そして寺院に対する想いを感じました。

研修では、福岡よりお招きした中村雅輝先生による講演。「失って、見えてくるもの」と題し、普段何気ない生活の中にも、大事な教えがあること。失って、見えなくなって気付くことが多いが、お釈迦様は、常にお導き下さっているということ。普段の信仰生活の大切さを説かれました。最後には質疑応答もあり、参加者から活発な意見が出され、それぞれが信仰に対する想いと、現状の危機感をもって取り組んでいらっしゃることを感じました。

即是道場という経文があります。

今月の当山の掲示板に書いたのですが、特別に修行をしなくても、日常生活そのものが修行の場。何か教えを頂いていることに気づくことが、幸せへの第一歩だと思います。

無事 下山しました

  • 2013.07.16 Tuesday
  • 08:11
 七面山敬慎院で1泊した後、早朝より下山しました。
先発隊は、午前3時出発。外は真っ暗、しかも雨が降っており、
皆さん雨具を準備しての下山です

私は確認の意味もあり、最後に下山することとなりました。
この日の「日の出」、ご来光は午前4時40分。
この時間に合わせ、ほかのグループと共に山頂にてお題目を唱えながら
ご来光を拝むはずでした・・・・・が、雲に覆われ、見ることはできませんでした。
天気予報は晴れだったのに・・出直して来なさいということかな?

中心の山は富士山です。山頂はひんやりしていました。ちなみに外気温16度

午前5時、ほかの3人と最後から下山しました
途中、先発隊と合流し、体調や足の具合が悪い方をサポートしながら、
午前9時、全員無事に下山しました

下山後は一路羽田空港へ。バスの中では、皆爆睡
三連休の最終日で高速の渋滞に巻き込まれながらも、予定通り到着し空路長崎へ。

家に着いたのは午後8時半。
心地よい疲れと、明日から起こるであろう筋肉痛との戦いに備え、早めの就寝

3日間を通し、自分を見つめなおす時間となりました。
また、行きたい。登詣したい。
身延山、七面山はそう思わせる修行のお山です

次回は、当山の団参で行きたいと思います。



七面山登詣

  • 2013.07.14 Sunday
  • 21:00
身延山の朝勤に参拝した後、いよいよ七面山登詣です。三連休ということもあり、多くの参拝者でした。

七面山入口近くにある、それまで女人禁制だった七面山に女性で初めて登詣されたお万様がご修行された滝。
山頂までの50丁の道のり。私は参拝団の一番最後から登りました。

ー七面山登山 入口ー


ー2丁目にある神力坊ー まだまだ昇り始めたたばかり

山登りは人生に例えられます。前や上を見ると険しい道でも、足元を見ながら登るといつの間にか進んでいます。足元を見る・・・自分を見つめて一歩進むことが、大事ですね。
午前9時30分から登りはじめ途中、休憩しながらゆっくり登り、
到着したのは、午後4時でし た。

ー46丁目 和光門前にてー もう一息


七面山 敬慎院

山頂は真夏と言えど、ひんやりしています。
到着後、お風呂で汗を流し(石鹸は使えません)、夕食後に、
午後6時から御開帳。引き続き午後7時からの夕勤に参詣し、これから早めの就寝です。

身延山参詣

  • 2013.07.13 Saturday
  • 20:37
今日から二泊三日の行程で身延山参詣です。
        ー身延山 大本堂ー

半島内の2ヶ寺のお寺さんにお供でやってきました。
総勢100名を超える方々と一緒の団参です。 長崎からなので、どうしても夕方到着となり、それからの輪番奉仕。これは、その時だけ、法主猊下にかわり日蓮聖人への給仕奉公と檀信徒としての誓いを申し上げる儀式です。くしくも、13日は日蓮聖人ご臨滅の日。皆さん、緊張した面持ちで臨みました。 明日は朝勤に参拝したあと、七面山登詣です。
五重塔


総受付前に開いていた「蓮の花」

島原の伝統

  • 2013.07.08 Monday
  • 16:49
 梅雨の雨もどこへやら。日曜日は快晴となりました。
今日は小学校の行事で石干見(すくい)体験・海岸清掃。

すくいとは、有明海で伝統に行われてきた漁法で、海岸に志垣を組んで囲いを作り、潮の満ち引きを利用して、囲いの中に入った魚を取る伝統漁法です。子供、保護者、地域の方と一体となった取り組みで、初めて参加しました。



囲いの中にはフカ(キャナメ)やタコなど。子供たちは大はしゃぎしながら、魚を捕っていました。少し濡れれば後は一緒。ほとんどの子が、海水浴同然に海に入り、魚捕りも忘れ、遊んでいました。


また海岸清掃も一緒に行いましたが、短時間ですごいゴミの量。海をきれいにするのも汚すのも「人の心」次第。まずは、この心掛けが、「宝の海」再生の第一歩だと思います。

今回は、子供が通う飯野小だけではなく、布津小との合同企画。PTA役員ということもあり、
準備・お手伝いからの参加でしたが、子供たちも普段とは違って多くの仲間と触れ合うことで
刺激になったことと思います。

午後からは捕った魚を料理したり、そうめん流しを行いました。


この7月7日は「そうめんの日」らしく、全国2位の「そうめん生産量」を誇る南島原市としては、地域の特産として、子供達にも伝承してもらいたいものです。

それにしてもよくだべる。用意したソーメンは約25キロ。参加者は保護者含め180名。ソーメンを茹でるのが間に合わず、流しても流しても、全然足りませんでした。

自分たちが捕った新鮮な魚を食べ、地域特産のソーメンを食べ、賑やかな一日でしたが、
この伝統を伝えて、残していくこと。そのために、自然や海を守り、食文化や地域、ひいては地球を守ることに繋がるんだろうと思います。

全ては、心がけ次第。

今月の信行会

  • 2013.07.06 Saturday
  • 22:17
 毎月の信行会を開催しました。
梅雨で天候も悪い中、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

今月もお経練習と和讃練習、法話を行いました。

今月は日蓮聖人の「上野殿母尼御前御返事」
ご供養に対するお礼のお手紙なのですが、日蓮聖人の優しさ、思いやりが詰まったお手紙です。ご自身が病気を患い死期が近いことを感じながら、御主人や息子と死別された上野殿母尼に対し、供養の品々に対するお礼はもちろん、花や雪などの自然は巡回を繰り返すのに、亡くなった方は息を吹き返さない無常を嘆かれ、ご自身が先に亡き息子さんに会うだろうから、その時はあなた(上野殿母尼)の悲しみを伝えますね・・・・と 読むたびに涙が込み上げてきます。

当時、筆、墨、紙は貴重なものだったでしょう。そのお手紙を大事にされていた檀越、弟子、信者の方々。私たちは残されたそのお手紙から、当時の心情や日蓮聖人の教えを受けることができます。
もちろん、後世の方がどう受け止めるかが大事ですが…

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