良いお年を・・・・

  • 2012.12.31 Monday
  • 22:15
残すところあと1時間。
今年もお世話になりました。ありがとうございました。

本堂・位牌堂など、最後の飾りつけをし、
新年をお迎えする準備ができました。






平成25年は巳年
巳年は、新しいことの始まる象徴の年だそうです。
前回は2001年・・21世紀の始まり
その前は、1989年・・・ベルリンの壁崩壊、消費税導入など

来年はどんな年になるのでしょう。

は脱皮と再生を意味します。
自らを律して脱皮し、新たな自分を成長させたいものです。

良いお年を・・・

不思議な縁

  • 2012.12.27 Thursday
  • 21:21
 毎月、月回向を行っている檀家さん宅での話。
お勤めの後、御主人と話をしていると、昔話(若き頃)になり、
現在の自宅前の道路建設の経緯や、大人数の兄弟でひもじいながらも
助け合ってきた話などをじっくりとお話しいただいた。

そんな中、ふと、ある外国人の方の話になった。
その人は「マッケンジー」という名のイギリス人で、以前お寺の近所に住んでいて
よく遊びに行った・・・と。
親戚ということでもなく、仕事関係で親しくなられたそうだが、
戦時中の話であり、マッケンジーさんは、大変苦労されていたとか・・・

始めはピンと来なかったが、話を聞くにつれ、マッケンジーさんの奥様の名前が出てきたところで
あれ、どこかで聞いたような・・・・

記憶をたどると、住職との話の中で、本堂に奉納してある太鼓の施主の名前だったことを思い出した。また、境内にはマッケンジーさんの墓もあることも・・
本堂には、1対の太鼓がある。奉納されたのは原さん、岩永さんという方だ。
前者はマッケンジーさんの奥様、後者は二人の娘さん。
住職によると、祖国を離れ、遠い日本の田舎で生活は厳しかった。まして、戦時中。
周囲の目も家族に対して厳しくなったそうである。
マッケンジーさんの亡き後、供養のためにと奉納されたのが、現在の本堂にある1対の太鼓。
その太鼓で毎朝6時に響くお題目の音は、境内にあるマッケンジーさんのお墓に
きっと届いていることだろう。

今回もそうだが、一度や二度話を聞いただけでは、関心がなければ自分の心に残らない。
同じ話でも、アンテナがそちらを向いて受信すれば、きっと後につながる。

せっかく供養された太鼓。どんな思いで供養されたのかを考えながら
打つ太鼓の音は、きっとこれまでと違うはず。
想いを受け継ぎ、伝えていきたいものである。


サンタの「ちから」

  • 2012.12.25 Tuesday
  • 11:54
 去年に引き続き、当山で今年も忘年会&クリスマス会を開催。
メンバーは子供の幼稚園仲間の家族6組です。
雪予報の寒い中にもかかわらず、子供も含め30名の参加となりました

それぞれの家庭料理を持ち込んでいただき、
いろんな家庭の味を味わいながらの賑やかな時間。

長男の同級生達は、幼稚園では一緒でしたが、小学校は別となり、
普段なかなか話せない親同士の話もでき、
子供たちはそれぞれに賑やかな時間を過ごしました。

盛り上がったところでサンタさんの出番。
お寺にサンタさんの登場です。


みんな、静かにしないとサンタさん来ないよ!っというと
それまで騒いでいた子供たちも、ピタッと静かになり
サンタさんの歌を歌い始めました

「サンタさんの力はすごい」
子供にとって、サンタさんは特別ですね。

お釈迦様の力も、もっとすごいのに・・・
「仏様は見てござる 心の中もすることも」

子供の頃は自分もそうだったな・・・と思いながらも
やはり、伝える力、我々僧侶がもっと頑張らねばと・・・
楽しい時間の中にも考えさせられたひと時でした。



新宅祈願 〜絶景の普賢岳を見ながら〜

  • 2012.12.20 Thursday
  • 17:20
 檀家さん宅の新宅祈願を行いました。
新宅祈願とは、建物が無事完成したとき、神棚や仏壇を始めに備え、土地と建物をお祓いし、
土地の神様、ご先祖様を迎え未来永劫に安住できますよう祈願いたします
よって、自分たちの荷物搬入する前に行います。

こちらのお宅では、地鎮祭に始まり、上棟式、そして新宅祈願とお勤めしました
真新しい玄関を入ると正面の一面ガラス張りから、普賢岳が見えます。
ちょうどガラスが一枚の絵のように。

設計されたのは、以前HPでご紹介しましたが
大改造!!劇的ビフォーアフターでお馴染みの
感動住宅の演出家」匠 高橋浩伸氏です。
なんということでしょう〜 設計事務所が同じ市内というか町内なんです。

今回は大改造ではなく、新築設計だったので、
どんな住宅ができたのかと思いきや、
田舎ではお目に掛れないであろう、デザイナーズハウスでした

これから、新しいお家で正月を迎えらえるとのこと。
益々の家運隆昌と家内安全を祈願しました。



寒い中で・・・年末大掃除!

  • 2012.12.10 Monday
  • 22:11
 毎年恒例の年末大掃除を行いました。
今年は例年より寒く、当日も山の方(雲仙)は、真っ白。雪化粧です。


当然、お手伝いいただく参加者も少ないだろうと予想していましたが、
寒さに負けぬ、気持ちの若い方々が、総勢32名参加して頂きました
本当にありがとうございますm(__)m

本堂のすす払い、位牌堂、客殿、広間、境内など、

普段は掃除できないところも、丁寧にしていただき、
2時間の間に、すっかりきれいになりました




掃除後は、本堂にて、お勤め・ご祈祷を行い、皆様の垢を払いました

その後、広間にて「ぜんざい会」 自家栽培したサツマイモの「焼き芋」等で、
冷えた体を、温めていただきました

毎年の事ながら、ご協力いただき、本当に頭が下がります
皆さんに支えていただいていることを実感します。
気持ちよく、新年を迎え、益々布教活動に精進する次第です

今日は何の日?

  • 2012.12.08 Saturday
  • 23:57
 毎月の信行会を開催。今月は忘年会も兼ねての開催となったので、
11時からのお勤めです。

お勤めの後、毎回法話・日蓮聖人の御遺文の解説をするのですが、
その前にこんな質問を参加者にしました

「今日は何の日でしょう?」

皆さんの答えは・・・・真珠湾攻撃の日、大東亜戦争開戦記念日など。
さすが・・・と思いながら、
実はお釈迦様の成道(悟りを開かれた)の日なのです

ちなみにお釈迦様の誕生日は4月8日。
8の日は大事な日なので覚えておいてください
また、御遺文の解説では次の言葉をお話ししました。

人の心は時に随つて移り、物の性は境(きよう)によつて改まる。
 
    『立正安国論』/ 文応元年(1260年 聖寿三十九歳)

せっかく目覚めた決心も、時によって流されては、意味がない。日々の生活に流され、その時々の価値観に追われていますが、流れに流されるのではなく、立ち止まってその方向性を見定めることが必要です。
来週は選挙もあります。流れに流されるのではなく、しっかり考えて大事な一票を託したいものです。
何より、無関心が一番の敵。全てが関わりあっているのがこの世界。自分の行動が、全てを変える第一歩という自覚が大事ですよ
終了後は忘年会。今年1年の活動の慰労も兼ねて。良い年を迎えて、また来年、活動していきたいものです。

信徒青年会 大村大会

  • 2012.12.03 Monday
  • 16:33
 毎年行われている県内の日蓮宗信徒青年会総会が今年は大村市で行われました。
今年で10年目となるこの大会は、各寺の青年部に、よりお寺に関わってもらい、
日蓮宗の歴史・伝統、そして仲間との親睦・縁をきっかけに、より信仰を深めて
もらおうと開催されたのが始まりです。

第1回は大村・本経寺様において、故・立川談志師匠をお招きしての開催でした。
あれから10年。県内各地を廻り、現在では1泊2日の研修を兼ねた総会となっています。

今年は記念の10回目。最初の地大村に戻り、昨年寺号公称を受けられた大法寺様にて開催。
生まれたての新しいお寺で、県内から多くの信徒が集まったという御縁、
そしてこれから共に成長し、お寺も育ててもらいたいという、松本代務住職のお話が印象的でした。

総会の後は研修会。
若手僧侶による法華経講義。またスクールカウンセラーを行っている僧侶の体験談をもとにした
講義など、子供を持つ信徒青年にとって身近な問題に対する講演を行い、
法華経・お題目信仰の大切さをお伝えしました。


夜の懇親会では、同じ市内の妙宣寺子供万灯会による「万灯披露
今年のお会式でお話しさせて頂いた妙宣寺様の子供万灯ですが、
熱心に太鼓を打ち、一生懸命万灯を回す子供たちの姿に
こちらも励まされ、これからの寺院を盛り立てて行こうという信徒青年の熱気を感じました。


これからも、各寺の檀信徒・信徒青年が盛り上がり、
県内・全国・世界へとお題目信仰の輪が広がっていくように
僧侶自身も、もっと頑張らねばと感じた2日間となりました。

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2012 >>

妙法寺 公式アカウント

友だち追加

妙法寺農園 〜栽培状況〜

白 菜(生育中)
キャベツ(生育中)
カリフラワー(生育中)
ダイコン(生育中)
サツマイモ(収穫中)
ロマネスコ(生育中)
ヤマイモ(生育中)

巨人ニュース

powered by プロ野球Freak

V・ファーレン長崎

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM